仲宿へ行く


土曜日、昼過ぎ
家主さまが突然
仲宿へ行こうよ

なぬ?
電話して大丈夫そうだったら行ってみようか

もしもし。。。

どうやら大丈夫そうだ
予約入れて
慌てて支度してゴー!

家主さまには、
決して無理強いしちゃダメだからね、イクサのことねお願いしますよ
と釘をさし

たのに、
カウンター席で初対面のお客さまにまでもイクサやろうよ
と無理強い

当然のことながら終電を逃す、、、

ご主人の計らいで行きつけのバーへと移動して乾杯
仲宿の夜は更けてゆくのである

どっちにしても無理強いなのね

そして気がつくと
薄くて軽い掛け布団
広いベッドの上で目覚め
四方に強壮剤の広告が貼られたエレベーターに乗り
フロントに鍵を返して
帰宅の途につく二人組みであった