3月11日15時39分の空

自宅玄関前

*14:46
一回目の大きな長い揺れ、出口確保、停電、屋外から人の声、手ぶら状態だが声のする方へゆらゆらしながら行ってみる、ロッキーじっちゃん&ばぁちゃんがいる、アパートお向かいの奥さんが子供を二人抱えて道路真ん中でうずくまっている、揺れが収まって穴蔵、に戻る

二回目の揺れ、ダウンジャケットを着込み財布と携帯電話と携帯ラジオ兼懐中電灯を持ってまた屋外へ、アパート前にはまたしても同じメンバーが、、同じ階に住む奥さんがベランダから顔を出し「人の声がしたから安心したー」と

三回目の揺れ、防災セットをもって屋外へ、アパート入口解放、次々に住人が子供を連れて帰宅してくる、停電したままなので住人たちは「乾電池あったかなー」と各々部屋に戻って行く、揺れが大分収まってから穴蔵、戻る

改めて穴蔵、を見渡すといつも通りCD棚・食器棚は微妙なバランスで保っていた、保てなかったのは家主さま用指輪置き猫と家主さま用の歯ブラシ、あなや?と不安になり携帯電話を取り出すと、おっかんから着信あり(15:29)の表示、全く気がつかなかった、携帯電話から島に連絡しようにも不通、自宅電話は停電により不通、“ソ”に公衆電話があることを思い出し携帯電話からの通話はしないことに決め、さて家主さまは!?と携帯メールを作成案の定送信不可、何度か間をおいてやっと送信(16:20)、返ってきたメール「どこね?CD棚大丈夫?徒歩で穴蔵、に向かっている、客間で実況してる」との何通かのメールがまとまってきた、安否確認できて安心、しかし日暮れてくると懐中電灯の灯りだけでは心細くなってくる、18:30過ぎ家主さま帰宅、ほっ。