レンタル読本


ヤンゴーには よぱらいがいっぱいいるよと
日向臭い島の子だったころ植えつけられた
酒を飲まない両親
よぱらいは怖いよ
チルさまはよぱらいの靴をくんくんするよ
小高い丘の上の保護区で育った娘は
今じゃただのよぱらい
フンガフガ


「日本はじっこ自滅旅」
著者:鴨志田穣
発行所:講談社


。。。”自由”ってさ、いくつもの得体の知れない恐怖に抗って行く事じゃないのか。。。

世の中の生と死を見続け
己の中に死を見たとき
いつも死と隣り合わせにいること
で生きていた人

きっと あみだにょらいとともに天に昇ったんだろうな。