昨年、倶楽部を訪れたときステージ裏にパパさんが小径を造っていた
そして1年がたったいま、
こあじさいがいっぱい
マダムは、ステージテラスから裏の小径から
こあじさいを案内してまわる
こあじさいには花のようにみえるガクがないのが特徴
こあじさいが好きなマダムのために
パパさんがたくさん植えてくれたのだと
うれしそうに微笑む
まだ蕾が多いなか
薄紫に咲くこあじさいをみつけ
ここは日当たりがよいからと
咲く花に顔を近づける
ほら！ここ、
香りがするわよ
あじさいに香り？
あ、ほんとだ
甘い香りがする
あじさいに香りがあるんですね
知らなかった
すごいすごい
何度もはなを近づけ
くんくん
満開になると
一面、
こあじさいの香りがするのよ
西洋種には香りがないな
品種改良していくうちに香りがなくなったのか？
香りも留めておいてほしかったの。
ステージテラスから雑木林を見渡す
やまぼうしが咲いてるわよ
と
指さす
やまぼうし？
白い花がたくさん咲いてるでしょ
白い袈裟を着た法師さまが山に登って行く姿に見えるから
山法師なのよ
指さす方向、緑の木々の中に
ちらちら白い花の群れ
あ、あれか！
確かに！
おととし来たとき
宿泊したホテルの入り口近くに咲いていた花
（2005年06月12日にある）
あれはなんて名前なんだろうと
ずっと思っていたのだ
やっと解決
ステージをぐるり
ふわふわ〜と
めぐり
森の精霊のようで
宝石のような輝く瞳を持つ
マダムと交信できたこと
とくべつな時間がここにあります。
更に追記
こあじさいのほかに、
くれない
という名のあじさいもマダムのお気に入り
あおはだ
という木は八ヶ岳倶楽部のシンボル
なのだそう。
