たまには、

久しぶりに自分宛ての葉書が届く。
先日、うん年ぶりに再会した旧友からだ。
島を出た昭和63年3月、通信手段というと、電話か手紙だったわけで、現在の電子メールみたいな便利なものが発達するなんて考えも及ばなかった。
四季を感じながら手紙やら葉書やらを書くことが
最近ほとんどなくなってしまったことに気付かされた。
そもそも筆の動きを見ながら
ぎゃーすか悶絶して
文字を書くのが好きなのね。忘れそうになるよ。

届いた葉書は一瞬で旧友からのものだとすぐわかったよ。筆致の力強さから充実してるね、いま。

葉書もいいね。
筆をとる。
筆ぺんだけど。


墨を摺るときの匂いもいいよな。

その匂いで狂暴になる白しっぽみーみも面白かったね。